小山貴子

小山貴子(こやま たかこ)


(とりネットより引用)

1951年(昭和26年)–

1975年に「層雲」に加わる。
自由律俳人であると共に、尾崎放哉研究家としても知られる。
大学の卒業論文、および大学院での修士論文でも放哉を取り上げているとのことで、放哉研究歴も長い。
自由律俳句結社「青穂」を主宰、また「放哉」南郷庵友の会々員でもある。
著書である「暮れ果つるまで―尾崎放哉と二人の女性」は放浪の末の孤独な死をイメージする放哉の女性関係を扱った斬新な書である。
また、層雲百年の歴史をまとめ上げた「自由律俳句誌『層雲』百年に関する史的研究」も貴重である。
タレント伊集院光のラジオ番組にも出演し、自由律俳句について語っている。
「自由律俳句に関する自由律俳句を語る 伊集院光×小山貴子 TBSラジオ(「伊集院光とらじおとゲストと」より)」

代表句

・固唾をのんで森の月蝕
・売り子の声も小さく終着駅
・鷺どこまでも白くて一羽でいる

略歴

静岡県にて出生。
大阪教育大学大学院を修了。
大阪の府立高校教諭として勤務する。
大阪府豊中市在住。

参考サイト

自由律俳句結社 青穂HP

参考文献

暮れ果つるまで―尾崎放哉と二人の女性