藤田踏青(ふじた とうせい)
1949年(昭和24年) –
1977年(昭和52年)層雲に加わる。
近木圭之介の俳句解説には定評がある。
「層雲自由律」「豈」同人。
短詩型交流句会である「でんでん虫の会」代表を務める。
自由律俳句結社が結集している「自由律句のひろば」副代表を務める。
藤田踏青(ふじた とうせい)
1949年(昭和24年) –
1977年(昭和52年)層雲に加わる。
近木圭之介の俳句解説には定評がある。
「層雲自由律」「豈」同人。
短詩型交流句会である「でんでん虫の会」代表を務める。
自由律俳句結社が結集している「自由律句のひろば」副代表を務める。
タレントであり、ラジオパーソナリティでもある伊集院光氏。
その伊集院光氏が放哉と山頭火について話しているのが上記の動画です。
この話を聞いていると、一般の人が自由律俳句に興味を持つ典型的なパターンがわかります。
つまり、放哉や山頭火の俳句を知り、それがビビッと自分の中にフィットするところから自由律俳句への興味が始まっているわけです。
この二人から自由律俳句を知るのが一つのパターンと言ってよいと思います。
自由律俳句の2大俳人と言われる放哉と山頭火。
昔も今もこの二人が自由律俳句の広告塔的役割を担っているわけですね。
自由律俳句のさらなる普及のためには、放哉と山頭火の役割はこれからも重要なカギと言えそうです。
執筆者:凡夫
テレビで俳句番組というと、「NHK俳句」ということになるでしょうか?
まあ、こういった番組は見る人は見るし、見ない人は見ません。
当たり前ですが…
言いたいのは、俳句に興味がある人しか見ないということです。
「俳句をやってみたい!」「もっと上手な俳句を作りたい!」
そんな思いを持っている俳句愛好家、俳句マニアの方が見る番組と言えます。
しかし、そうではなくてバラエティー番組に俳句が進出していて、ちょっとした驚きがありました。
それは毎日放送の「プレバト!!」
ご存知の方も多いと思いますが、俳句や生け花などに芸能人が挑戦し、専門家がランク付けするというものです。
俳句を査定するのは俳人の夏井いつき氏。
軽妙なトークと共に俳句を査定、添削します。
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このとき、芸能人が作った俳句をより良く作り変えるところが圧巻。
普段、俳句に触れることがない人たちに、「なるほど!!」と思わせるところがスゴイですね。
多くの視聴者に定型俳句の醍醐味を感じさせるこうした番組の存在は俳句のすそ野を広げる上で非常に役立つと言えるでしょう。
これに対して、残念ながら自由律俳句にそうした番組は存在していません。
「自由律俳句って何?」という人に対してアピールできる、「プレバト!!」のような番組があればいいのですが…
それにしても、今後、自由律俳句を活性化させるには、夏井いつき氏に匹敵するような人材を自由律俳句の側にも養成する必要があるかもしれません。
つまり、軽妙な語り口で一般視聴者にアピールでき、しかも、添削でその専門家たる点をしっかりと印象付ける人が…
まだまだ俳句が多くの人たちを惹きつけられる魅力があることがわかると同時に、自由律俳句の課題も見えたような気がします。