きむらけんじ

きむらけんじ

本名・木村健治
1949年? –

自由律俳句結社「層雲」「青穂」の同人
句集に「鍵の穴」、「鳩を蹴る」、「昼寝の猫を足でつつく」、「圧倒的自由律・地平線まで三日半」がある。
他に写俳エッセイ「きょうも世間はややこしい」も出版している。
受賞歴
第一回尾崎放哉賞受賞
口語俳句協会奨励賞

代表句

・鍵無くしている鍵の穴の冷たさ
・嘘をついて勝手口の月は出たまま
・マサイの戦士はスゴイと言いて祖母眠る

略歴

兵庫県の出身である。
神戸市から東京に移住。
広告代理店でコピーライター、CMプランナーとして働いたのち、現在はフリーで活動している。

参考文献

圧倒的自由律 地平線まで三日半

自由律句集 鍵の穴

鳩を蹴る。―きむらけんじ自由律句集

きょうも世間はややこしい―俳句のむこうにいろいろ見える

昼寝の猫を足でつつく―自由律句集